上手に貯金をするには?
お財布の管理、きちんとやっていますか?基本は分野別の使い道を把握することですね。でも収支のバランスが分からないことも。
そこで収入別に同世代女子の収支表を公開。専門家(FP)のアドバイスを参考に、あなたのお財布管理をチェックしましょう!
交際費をキープしながら、独立資金のやりくりとは?
2010年に入社した貿易会社で、貿易事務と営業を担当している本間さん。中国のお土産サイトの営業(業者に交渉するなど)で、毎日のように外出している。
「支出のうち、食事代はランチと女友達とのディナー。友達との食事で一回に2,000円くらい使います。そして、お喋りはストレス発散になりますから。」
ブランドにこだわらない本間さん。コスメはドラッグストア、ファッションにもあまりお金をかけすぎないという姿勢だ。
「営業なので、服装に気を使いますが、清楚で少しおしゃれを意識して選んでいます。買い物でストレスを発散する場合は、コスメが多いでしょうか。ドラッグストアで購入したメイク商品のうち、あまり使っていないのも、たくさんあるので反省もするのですが。」
親と同居の本間さんの最大の支出は交際費。友人や知り合いのイベントや交流会に毎週参加。一回の出費が5,000円~6,000円にもなるが、人脈を広げるためにも積極的に参加している。
「私のテーマは人との出会いを大切にすること。出会いによって、人生が大きく変わるといいますから。学生のころから社会人交流会に参加していました。今は自分で中国や台湾、韓国などアジア圏内の留学生と日本人の交流会を主催しています。交際費は私にとってある程度の出費が必要ですが、最近は参加する会を選ぶことも必要かなと思い始めています。」
今後は実家から独立して、一人暮らしをしてみたいとか。「上手に節約して、貯金を増やしたいですね。」
かなりしっかりしている方ですね。感心しました。
目標の「独立」ですが、できることなら実家への入金を少し免除してもらい、貯金に3.5万円くらい回せたらいいですね。出会いを求めるという姿勢も立派です。
ただ本人も自覚しているようですが、やみくもに参加するのではなく、選択すると良いでしょう。そのためには、目的意識をしっかりと持ち、勉強会など目標実現のために役立つような会に参加してみたらいかがでしょう。
- 鎌田 恵 さん FP(ファイナンシャル・プランナー)
- ほけんの窓口グループ株式会社
ほけんの窓口 新宿支店
大手証券会社、大手都市銀行を経て現職
得意分野はライフプランニング・生命保険・損害保険など
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