上手に貯金をするには?
お財布の管理、きちんとやっていますか?基本は分野別の使い道を把握することですね。でも収支のバランスが分からないことも。
そこで収入別に同世代女子の収支表を公開。専門家(FP)のアドバイスを参考に、あなたのお財布管理をチェックしましょう!
今よりもっと貯金するためのやりくりとは?
都内近郊の一般病院で理学療法士として勤務中の岩下さん。シルバー世代から若者まで、幅広い年齢層のリハビリを担当している。社会人2年目の目標は、引っ越しのための資金と家具や小物の購入代の捻出。そのため貯金は欠かせない。
「今の家賃は予算内の5万円台で抑えたかった私にとっては正直、高めですね。今度引っ越すときは納得のいく物件を探したいです。」
旅行好きだが、仕事柄、連休を取れないため長期にわたる旅行は無理とか。
「日曜と祝日がお休みですが、土曜は午前中仕事です。平日は月に2度お休みなので、旅行は1泊2日くらいの短期のみ。サッカー観戦が好きなので、たまに地方へ出かけたりします。」
息抜きは買い物や友達とのお喋り。飲食も大好きなので、「交際費を節約するのは、ちょっと難しいですね…。」コスメは雑貨ショップやドラッグストアで購入するので、出費は少ない。
岩下さんの主な節約は食費。勤務先ではおトクな仕出し弁当が260円で購入できる。身体を使う職業のため、普段は帰宅すると疲れてキッチンに立つのもおっくうになる。そのため休日に1週間分の買い物をして、作った料理を小分け冷凍しておき、必要な分だけを解凍して食卓に。これが岩下さんの節約の秘訣とか。
「できるだけ貯金したい。」そのためのやりくりを模索中だ。
しっかり貯蓄できていますね。節約を心がけている姿勢がうかがえます。
もし、もっと貯蓄したいと考えるなら、(1)通信費、(2)服・コスメ代、(3)交際費の順に節約を考えてはいかがでしょう。(1)は料金プランの見直しを、(2)や(3)についても、クーポン券を活用するなどの工夫をすれば、さらに節約できそうです。1つ1つの項目を少しずつ減らすことを検討してみてはいかがでしょう。貯蓄方法は自動積立や財形貯蓄を使うと、いつの間にかしっかりお金が貯められます。ただし、財形貯蓄は引出に制限がありますので、金額設定は慎重に。
- 鎌田 恵 さん FP(ファイナンシャル・プランナー)
- ほけんの窓口グループ株式会社
ほけんの窓口 新宿支店
大手証券会社、大手都市銀行を経て現職
得意分野はライフプランニング・生命保険・損害保険など
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