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気になるお隣さんの金銭感覚

2013.06.12

もっと貯めるために、貯蓄のモチベーションを保つには?

上手に貯金をするには?

お財布の管理、きちんとやっていますか?基本は分野別の使い道を把握することですね。でも収支のバランスが分からないことも。

そこで収入別に同世代女子の収支表を公開。専門家(FP)のアドバイスを参考に、あなたのお財布管理をチェックしましょう!

もっと貯めるために、貯蓄のモチベーションを保つには?

木村美紀さんの収支表

大手保険会社・事務職の木村さん。今年から営業職も兼務している。交際費の使い道が全体の約1/3を占めるが、交流を通じて、これからの仕事のあり方を考えたり、趣味を極めるための情報を得たいという。

「今の仕事や職場に、不平や不満があるわけではないですが、不安や迷いもありますね。スキルアップの方向性も、まだ見つからなくて……」。

周囲では結婚する友達も出てきたが、結婚よりも自分磨きに力を注ぎたいという。

「秋から念願のネイル教室に通います。卒業したら、友達を集めてネイルアート込みで参加費2,000円ぐらいのティーパーティーなど、主催してみたいですね」。

ネイルのほか、旅行が趣味の木村さん。ハワイやオーストラリア、韓国など、職場の同僚や大学時代からの友達と遊びに行くのが楽しみだ。

「旅行のために毎月貯蓄していますが、それ以外の貯蓄はまとまった金額にならなくて……。今は定期預金にせず、支出の中から回せるお金を普通預金で貯めるというスタンスです。貯蓄に対するモチベーションがなかなか保てません」。

節約は、コスメやヘアアクセサリーで。同居の母親のコスメを使わせてもらったり、ヘアアクセサリーを手作りにしたりと工夫している。

「節約も、お金の管理も、目標があったらもっとやる気になるのですけどね」と木村さん。今後は民間のスポーツセンターから、地域施設に変えるなど、ジム代を節約する予定だ。

Planner's Advice

ファッション、美容費比率が全体的に高めの印象を受けますね。
特にファッションに月3万円は気合が入っている感じがします。貯蓄比率は悪くないですが、もっと貯める必要があると感じているなら、ファッションに関するお金を月5,000円でも貯蓄に回してみてはいかがでしょう。

それから「貯蓄に対するモチベーション」を上げる方法ですが、目標を持つためには2つの考え方があると思います。

1つは数値目標です。例えば、50万円⇒100万円など具体的な数字を決めましょう。
もう1つは目的目標です。海外旅行や、資格費用、留学資金など、目的を明確にすることです。

もし目的が浮かばないのであれば、とりあえず100万円を貯めることをゲームのように楽しんでみては?

鎌田 恵 さん FP(ファイナンシャル・プランナー)
ほけんの窓口グループ株式会社
ほけんの窓口 新宿支店
大手証券会社、大手都市銀行を経て現職
得意分野はライフプランニング・生命保険・損害保険など
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上記はあくまで簡易的な計算方法に基づく試算であり、皆様の実際の年金支給額を示唆・保証するものではありません。ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。

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上記の「年金支給額」(月額)の計算方法は以下のとおりです。「年金支給額」は基礎年金部分および厚生年金部分から構成されます。基礎年金部分は、現行制度の上限である40年間加入したものとして四捨五入し算出しています(月額6.6万円)。厚生年金部分は、5400円×累積年収(万円)÷1200で算出しています。なお、累積年収は厚生労働省の「平成23年賃金構造基本統計調査」において、雇用形態が正社員および正職員である男女それぞれの全産業における年代別平均年収(20歳~24歳のように5歳刻み)をもとに、各年代について平均年収に当該年代内において働いた年数を乗じた金額を算出し、すべての年代の金額を合計しています。なお、ここでの「年金支給額」の試算は簡易的なものですので、ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。また年金制度は今後変更される場合があります。
出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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