上手に貯金をするには?
お財布の管理、きちんとやっていますか?基本は分野別の使い道を把握することですね。でも収支のバランスが分からないことも。
そこで収入別に同世代女子の収支表を公開。専門家(FP)のアドバイスを参考に、あなたのお財布管理をチェックしましょう!
もっと貯めるために、貯蓄のモチベーションを保つには?
大手保険会社・事務職の木村さん。今年から営業職も兼務している。交際費の使い道が全体の約1/3を占めるが、交流を通じて、これからの仕事のあり方を考えたり、趣味を極めるための情報を得たいという。
「今の仕事や職場に、不平や不満があるわけではないですが、不安や迷いもありますね。スキルアップの方向性も、まだ見つからなくて……」。
周囲では結婚する友達も出てきたが、結婚よりも自分磨きに力を注ぎたいという。
「秋から念願のネイル教室に通います。卒業したら、友達を集めてネイルアート込みで参加費2,000円ぐらいのティーパーティーなど、主催してみたいですね」。
ネイルのほか、旅行が趣味の木村さん。ハワイやオーストラリア、韓国など、職場の同僚や大学時代からの友達と遊びに行くのが楽しみだ。
「旅行のために毎月貯蓄していますが、それ以外の貯蓄はまとまった金額にならなくて……。今は定期預金にせず、支出の中から回せるお金を普通預金で貯めるというスタンスです。貯蓄に対するモチベーションがなかなか保てません」。
節約は、コスメやヘアアクセサリーで。同居の母親のコスメを使わせてもらったり、ヘアアクセサリーを手作りにしたりと工夫している。
「節約も、お金の管理も、目標があったらもっとやる気になるのですけどね」と木村さん。今後は民間のスポーツセンターから、地域施設に変えるなど、ジム代を節約する予定だ。
ファッション、美容費比率が全体的に高めの印象を受けますね。
特にファッションに月3万円は気合が入っている感じがします。貯蓄比率は悪くないですが、もっと貯める必要があると感じているなら、ファッションに関するお金を月5,000円でも貯蓄に回してみてはいかがでしょう。
それから「貯蓄に対するモチベーション」を上げる方法ですが、目標を持つためには2つの考え方があると思います。
1つは数値目標です。例えば、50万円⇒100万円など具体的な数字を決めましょう。
もう1つは目的目標です。海外旅行や、資格費用、留学資金など、目的を明確にすることです。
もし目的が浮かばないのであれば、とりあえず100万円を貯めることをゲームのように楽しんでみては?
- 鎌田 恵 さん FP(ファイナンシャル・プランナー)
- ほけんの窓口グループ株式会社
ほけんの窓口 新宿支店
大手証券会社、大手都市銀行を経て現職
得意分野はライフプランニング・生命保険・損害保険など
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