上手に貯金をしていくには?
お財布の管理、きちんとやっていますか?基本は分野別の使い道を把握することですね。でも収支のバランスが分からないことも。
そこで収入別に同世代女子の収支表を公開。専門家(FP)のアドバイスを参考に、あなたのお財布管理をチェックしましょう!
仕事もプライベートも楽しみながら、貯金をしていくには?
美容関係の企業でマーケティングとWebサイトの制作&運営を担当している佐藤さん。2年前に転職今の職場は快適だという。
「今のところ結婚などの予定はなく、仕事もプライベートもエンジョイしていますね」。
お酒が大好きで、友達と楽しみながら飲むひとときが、ストレス発散になっているとか。
ただ、料理が苦手なため、夜の外食以外にも朝はコンビニ、昼は会社の近くでランチ……と、食事はほとんど外で済ませてしまっているそう。
「外食費がかなりかかっているので、もう少し自炊しないといけないな、とは思っているのですが……」。
また、エステやコスメにはあまりお金をかけないという佐藤さんだが、ネイルや美容院の方にはお金をかけている。
「それ以外で余った給料はなるべく貯金に回すようにしています」。
とはいうものの、最近は地方の大学時代の同級生が結婚ラッシュで、旅費やご祝儀を合わせると1回に10万円ぐらいかかるため、ほとんど貯金に回せないのが現状だ。
「毎月の貯金の目安は独身なら手取りの3割と聞くこともありますが、私にはまだまだ達成できそうもありません……」。
海外旅行にも興味があり、そのために貯金をしようと思うものの、具体的な目標意識を持てず、やる気が起きないのが現状だとか……。
「お給料から天引きするような先取り貯金がいいと分かっていても、なかなか実行に移せません。今は貯金のモチベーションを高める方法を模索しています」。
形の残らない出費が全体的に多めの印象ですね。
節約して貯金に回したいなら、まずは固定費を見直してみましょう。
例えば携帯料金のスリム化。プランを見直すことも大事ですね。
また、加入している保険の内容も確認してみては? 貯蓄性がないのなら、ちょっと高めの印象です。
貯金の目的を持つなら、個人年金保険はいかがでしょう。
まだ早いと思っていても老後はライフスタイルにかかわらず、必ずやってきます。
毎月1万円位からのスタートをお勧めします。
また海外旅行は、目的をはっきりさせて、旅行会社の旅行積み立てプランを活用すると、特典も付いていてお得です。
まずは毎月4万円くらいから強制的な積み立て方法で始めてはいかがですか。
- 鎌田 恵 さん FP(ファイナンシャル・プランナー)
- ほけんの窓口グループ株式会社
ほけんの窓口 新宿支店
大手証券会社、大手都市銀行を経て現職
得意分野はライフプランニング・生命保険・損害保険など
- 当コラムは読者の皆様への情報提供を目的としてアライアンス・バーンスタイン株式会社が作成しています。
- 当コラムは信用できると判断される情報をもとに作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
- 当コラムに掲載されている予測、見通し、見解のいずれも実現される保証はありません。
- 当コラムの内容は予告なしに変更することがあります。