一年に一度、普通は1月になると会社に勤めている人なら手にするのが給与所得の「源泉徴収票」。
ですが、この票「何のためのものか、正確には分からない」という人も多いのでは?
「源泉徴収票」とは一年の収入や支払った社会保険料額、お給料から差し引いた源泉徴収税額を明確に表示したもの。
年末の「年末調整※」での所得控除の状況なども記載されています。
収入や税金の状況を把握するために保管しておくのはもちろんのこと、医療費控除や住宅ローン控除の申告にも必要なので、「源泉徴収票」は必ずとっておく習慣を身につけておきたいものです。
ちなみに、この「源泉徴収票」で特に確認しておきたいのは、「生命保険料、地震保険料の控除額」が書かれているかどうか。
もし保険に加入していながらも年末調整で申請し忘れた場合は3月15日までに税務署に「確定申告」をすれば払い過ぎの税金が戻ってくるので要チェック!
控除モレがないかどうかのチェック項目として「源泉徴収票」を活用していきましょう。
※この記事は2011年12月28日現在の情報を基に作成しています。
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