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知っトク★便利帳

2014.12.04

2タイプのどちらを選べるの? – 知っとく!確定拠出年金(4)

「企業型」と「個人型」の2タイプがある

この制度は 「企業型」と「個人型」の2タイプあり、それぞれ加入できる資格が異なります。また制度自体に加入できない人もいるなど、仕組がやや複雑。そこで、あなたがどれに当てはまるか、下の図で見てみましょう。

rev-確定拠出年金

2014年11月25日現在。
年金制度は今後、変更される場合があります。

「企業型」に加入できる人はこちらをチェック!
「個人型」に加入できる人はこちらをチェック!

やや複雑な制度であるものの、2001年10月に誕生して以来、掛金の上限額を引き上げたり、「企業型」ではマッチング拠出(加入者も掛金を払える)を導入するなどの改良を重ね、少しずつ使い勝手がよくなってきました。現在、「確定拠出年金」の加入者は約502万人*まで増加しています。

老後の生活費(老後資金)を準備するにあたって、これからとても身近な制度となる可能性が高い確定拠出年金。既に加入している人は、IDとパスワードが渡され、ひとりひとりの専用口座にアクセスすることができます。

「まだ一度もログインしたことがない…」

それなら、お休みの日に専用口座にアクセスしてみては?老後の生活費(老後資金)のための「自分年金」が、意外や意外、貯まりはじめていることにびっくりするかもしれません。

*2014年9月末 
出所:厚生労働省

マスターのひとこと緑

ますます身近になりそうな確定拠出年金

約960万人**いる専業主婦などの第3号被保険者や約440万人**いる公務員は、いまは確定拠出年金に加入できません。制度を管轄する厚生労働省では、受け取る金額が減る可能性が高い公的年金を補うために、これらの人たちも新たに掛金を払ったうえで、「個人型」の確定拠出年金に加入できるように制度を変更する議論を始めています。

これからますます身近になりそうな確定拠出年金の仕組みを今から知っておくことで、「自分年金」作りにも役立てていきましょう。


**2013年3月末
出所:厚生労働白書

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上記はあくまで簡易的な計算方法に基づく試算であり、皆様の実際の年金支給額を示唆・保証するものではありません。ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。

年金計算について
上記の「年金支給額」(月額)の計算方法は以下のとおりです。「年金支給額」は基礎年金部分および厚生年金部分から構成されます。基礎年金部分は、現行制度の上限である40年間加入したものとして四捨五入し算出しています(月額6.6万円)。厚生年金部分は、5400円×累積年収(万円)÷1200で算出しています。なお、累積年収は厚生労働省の「平成23年賃金構造基本統計調査」において、雇用形態が正社員および正職員である男女それぞれの全産業における年代別平均年収(20歳~24歳のように5歳刻み)をもとに、各年代について平均年収に当該年代内において働いた年数を乗じた金額を算出し、すべての年代の金額を合計しています。なお、ここでの「年金支給額」の試算は簡易的なものですので、ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。また年金制度は今後変更される場合があります。
出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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