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みんなに教えよう! 「自分年金」作り女子ネタ

2015.04.01

年金額は減る…シングルの老後の生活費(老後資金)をどうする? – いま独身のシニア層は毎月4万円が不足

シングルのシニアの家計は、いま毎月4万円の不足!? – シングルの老後の生活費(老後資金)をどうする?

35-39歳の女性の未婚率は約23%*と20年前の約3倍に。日本では女性の未婚化や晩婚化が進んでいることから、シングルのシニアの人たちの家計がいまどうなっているかは、かなり気になるところ。

いまシングルのシニアの人たちの平均的な家計収支は、毎月4万円の不足。夫婦2人の家計の平均が毎月6万円の不足となっているのと似た状況です。

シニア夫婦2人の家計収支は?

公的年金は減る…夫婦2人の家計はどうなる? - いま夫婦2人のシニア層は毎月6万円が不足

毎月のやりくりをどうする?

下の図は、60歳以上でいまシングルの人たちの家計収支の状況。公的年金として約10万円を受け取っていますが、支出に対して収入が不足し、その額は毎月約4万円。この不足額の大部分を金融資産(貯蓄など)から取り崩していることが想像できます。

公的年金は減る シングル編

2014年の60歳以上の単身無職世帯の家計収支
出所:総務省「家計調査報告(家計収支編) 平成26年平均速報結果の概況」(2015年2月)

将来のあなたの老後の生活費(老後資金)をどうする?

今後、受け取る年金額が減っていくことを前提とすると、いまのシングルのシニア層の不足額よりも大きくなることが予想できます。

もちろん、ライフスタイルやお金との付き合い方によって月々の支出を管理することはできますが、「たまには友人と国内や海外を旅行したい」「趣味を楽しみたい」といった、ゆとりある老後を送るには意外とお金がかかるもの。

シングルで過ごす場合でも、夫婦2人の場合と同じように、いまから「自分年金」作りをコツコツと続けて、将来の老後の生活費(老後資金)のために備えておく必要があるかもしれません。

*総務省「国勢調査」(平成22年)

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出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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