わたしたちの公的年金は65歳から
私たちの世代*の多くはご自身の年金支給開始年齢が65歳であることはすでにご存知だと思います。
しかし、高齢化率(総人口に占める65歳以上の人の割合)の上昇に伴って年金などの社会保障給付費が増加しており、公的年金の支給開始年齢が65歳より引き上げられる可能性もあるでしょう。
世界ではどうなっている?
では世界に目を向けてみるとどんな景色が見えてくるでしょうか。
下の表は、今後半世紀で高齢化率が高まることが予想されている先進国の現在の年金支給開始年齢と引き上げ時期をまとめたものです。ご覧のように日本よりむしろ海外の方が先行しており、各国では日本に先駆けて、年金支給開始年齢を引き上げることが決定されています。
私たちの世代の年金支給開始年齢が引き上げられることは、特殊なことではなく、すでに世界の常識なのかもしれません。
*女性の場合は1966年4月2日以降生まれ、男性の場合は1961年4月2日以降生まれの人が対象。
- 当コラムは読者の皆様への情報提供を目的としてアライアンス・バーンスタイン株式会社が作成しています。
- 当コラムは信用できると判断される情報をもとに作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
- 当コラムに掲載されている予測、見通し、見解のいずれも実現される保証はありません。
- 当コラムの内容は予告なしに変更することがあります。