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みんなに教えよう! 「自分年金」作り女子ネタ

2016.04.27

NISA(ニーサ)で投資できる元本はいくらまで?-積立なら毎月10万円まで

■新たなお金で年間120万円まで

NISA(少額投資非課税制度)で投資できる金額は、新たなお金での投資(購入時の手数料を除く)で、年間120万円の元本までです。積立投資を利用する場合なら、毎月の積立額に換算すると10万円が上限です。

2016年に、すでに投資している額(元本)が100万円とすると、同じ年にNISA口座を利用して新たに投資できる金額は、残りの20万円(120万円―100万円)です。

また、すでに投資している額(元本)が80万円で、110万円に値上がりした場合、未使用の40万円(120万円―80万円)まで投資することができます。つまり、この場合でも元本の合計額は120万円です。

反対に2016年に、すでに投資している額(元本)が80万円で、70万円に値下がりした場合も、新たに投資できる金額は40万円(120万円―80万円)までです。元本の合計額は値上がりした場合と同様に120万円です。

■NISAでは、あくまで金融商品の元本で非課税枠120万円を計算します。

金融商品に購入する方法は、一度にまとめても毎月積立のように複数回に分けることも可能です。

一方で、その年に利用しなかった非課税枠を翌年へ繰り越すことができない点や、あくまで新たなお金での投資による利益が非課税の対象となるため、特定口座や一般口座ですでに管理している株や投資信託などを、「NISA口座」に移動できない点などに注意しましょう。

■NISA口座の元本は120万円が上限!

「投資が値上がりした場合」と「投資が値下がりした場合」の2つのケースで見てみましょう。

(1)投資が値上がりした場合
投資が値上がりした場合

(2)投資が値下がりした場合
投資が値下がりした場合

上記はあくまでイメージ図であり、投資により必ず値上がり/値下がりが生じることを示唆・保証するものではありません。
出所:「預り資産営業に活かす日本版ISA(NISA)が良くわかる講座 第1分冊 日本版ISA(NISA)とは何か」、株式会社きんざいに基づき、アライアンス・バーンスタイン株式会社作成
*購入手数料は含まれません。

  • 当コラムは読者の皆様への情報提供を目的としてアライアンス・バーンスタイン株式会社が作成しています。
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上記はあくまで簡易的な計算方法に基づく試算であり、皆様の実際の年金支給額を示唆・保証するものではありません。ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。

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上記の「年金支給額」(月額)の計算方法は以下のとおりです。「年金支給額」は基礎年金部分および厚生年金部分から構成されます。基礎年金部分は、現行制度の上限である40年間加入したものとして四捨五入し算出しています(月額6.6万円)。厚生年金部分は、5400円×累積年収(万円)÷1200で算出しています。なお、累積年収は厚生労働省の「平成23年賃金構造基本統計調査」において、雇用形態が正社員および正職員である男女それぞれの全産業における年代別平均年収(20歳~24歳のように5歳刻み)をもとに、各年代について平均年収に当該年代内において働いた年数を乗じた金額を算出し、すべての年代の金額を合計しています。なお、ここでの「年金支給額」の試算は簡易的なものですので、ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。また年金制度は今後変更される場合があります。
出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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