日本人の女性は世界有数の長寿
日本が世界有数の長寿国であることは、もうすでに皆さんはご存知だと思います。
特に女性の平均寿命は86歳と、世界でも1、2位を争う長寿です。
男性の平均寿命は80歳と、これもまた世界トップクラスです。
ただ、老後の長さを測る尺度としては、「平均寿命」よりも「平均余命」の方が適切です。
平均寿命が0歳の赤ちゃんが何歳まで生きるのかを示すものであるに対し、平均余命はある年齢まで生きた人がそこからさらに何年生きるのかを示しているからです。
女性の4人に1人は95歳超まで生きる可能性が
平均余命を見てみると、現在65歳の女性は2人に1人が89歳以上、4人に1人がなんと95歳超まで生きることになります。
つまり、65歳まで生きた女性は平均寿命の86歳より長生きする可能性が高いのです。さらに2050年には、65歳の女性のうち2人に1人が92歳となり、100歳に手が届きそうな予測が出ており、退職後の生活が30年以上続くことが決して例外ではない時代がやって来る可能性があります。
皆さんの老後はどんな生活を想像していますか。夫婦や友人とのんびりと旅をしたり、孫にはお小遣いを渡して喜ぶ顔を見たり、「六十の手習い」を始めたり、もしかしたら現役の山ガールかもしれない?!そんな豊かで楽しい老後にするためにも、今からしっかりと準備を始めておきたいものですね。
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