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みんなに教えよう! 「自分年金」作り女子ネタ

2013.09.11

女性の生き方は「シングル」「共働き」「専業主婦」とさまざま‐「自分年金」の必要額も異なる

女性の生き方は「シングル」「共働き」「専業主婦」など人それぞれ

働き方によって年金制度が異なることをご紹介した前回に続き、今回は女性の生き方が多様化している点に着目してみたいと思います。

「少子化社会対策基本法」(2003年)や「次世代育成支援対策推進法」(2005年)の施行をはじめとして、日本では女性がより一層働きやすくなる社会へ転換が進められており、女性の生き方が「シングル」「共働き」「専業主婦」と多様化してきています。

約42%が将来も結婚の意志がない!?

独身女性を対象とした結婚に関する意識調査(下図)では、約42%が将来も結婚の意志がないと回答しています。“おひとりさま”をターゲットにした旅行プランやサービス(1人カラオケ、1人焼肉等)が最近充実してきた背景には、こうした事情があるようです。

どう考える?

結婚・出産後も働きたい女性がとても多い

結婚・出産後に仕事を続けるかを尋ねた別の調査(下図)では、女性の60%~70%がその後も働くことを希望しており、その大部分が共働き世帯だと考えられます。実際、共働き世帯は増加を続けており、現在は1,068万世帯と専業主婦世帯の805万世帯を260万世帯も上回っています。

働きたいですか?

「シングル」「共働き」「専業主婦」にあわせた「自分年金」を準備しよう

このように、女性の生き方が多様化することで、「自分年金」の必要額も異なってきます。それぞれについて老後の生活費(老後資金)に関するシミュレーションを当サイト記事「老後の生活費(老後資金)はどれくらい必要なの?」で紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。


出所:
*日本経済新聞社がマクロミルの協力で実施したシングル女性調査
**毎日コミュニケーションズ、「女性の働き方に関する調査」(2011年6月)
総務省統計局「労働力調査」(2012年の1-3月期平均)

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上記はあくまで簡易的な計算方法に基づく試算であり、皆様の実際の年金支給額を示唆・保証するものではありません。ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。

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上記の「年金支給額」(月額)の計算方法は以下のとおりです。「年金支給額」は基礎年金部分および厚生年金部分から構成されます。基礎年金部分は、現行制度の上限である40年間加入したものとして四捨五入し算出しています(月額6.6万円)。厚生年金部分は、5400円×累積年収(万円)÷1200で算出しています。なお、累積年収は厚生労働省の「平成23年賃金構造基本統計調査」において、雇用形態が正社員および正職員である男女それぞれの全産業における年代別平均年収(20歳~24歳のように5歳刻み)をもとに、各年代について平均年収に当該年代内において働いた年数を乗じた金額を算出し、すべての年代の金額を合計しています。なお、ここでの「年金支給額」の試算は簡易的なものですので、ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。また年金制度は今後変更される場合があります。
出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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