2016年夏のボーナスは増えた?それとも…?
社会人として働く楽しみは、年に2回の「ボーナス」を受け取れることかもしれません。
毎年6月から7月上旬は夏のボーナスが支給される時期です。すでに受け取ったものの、まだ使い道を決めていない人や使い道に悩んでいる人もいるのでは?
2016年夏の民間企業の一人当たりボーナス支給額は、2015年より0.6%増え、35.9万円となるようです*。とはいっても、懐事情は会社ごとに異なり、次のボーナスも増えるかはわかりません。だからこそ、将来に備えて使い道をしっかりと考えておきたいもの。
*出所:日本総合研究所「2016年夏季賞与の見通し」。民間企業(製造業・非製造業)の平均支給額。
シングル世帯、2015年の1位は「50%以上」
2015年に実施されたシングル世帯へのアンケート調査によると、30代、40代ともに受け取った額を「貯蓄しなかった」と答えたのは約2割だった一方で、約8割が受け取った額を「貯蓄する」と回答。そのうち4割以上が「50%以上」を貯蓄すると回答し、この世代のシングル世帯は、堅実派が多い結果となりました。
■臨時収入(ボーナス等)をどれくらい貯蓄する?(シングル世帯)
貯蓄額の割合 | 30代 (%) | 40代 (%) |
---|---|---|
50%以上(を貯蓄する) | 48 | 42 |
30-50%未満 | 12 | 12 |
10-30%未満 | 15 | 15 |
10%未満 | 4 | 7 |
貯蓄しなかった | 21 | 24 |
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成27年)」の「臨時収入等からの貯蓄割合(金融資産保有世帯)」より、臨時収入等があった世帯を集計。
貯蓄する人が多いのは、やはり「将来への備え」が大きな理由かもしれません。今年の夏のボーナスで「自分年金」作りを始めるのも良い選択といえそうです。その場合は、NISA(少額投資非課税制度)を利用した投資信託の毎月積立もひとつのアイデアです。
また、資格取得のためスクールに通う、あるいは有料セミナーに参加するなどの自己研さんに使えば、今後の仕事の幅を広げたり、お給料アップにつなげるために役立ちそうです。
ボーナスの上手な使い道を考えることが、将来を考える良いきっかけになるといいですね。
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