トップ> 最新コラム情報> みんなに教えよう! 「自分年金」作り女子ネタ> お金は、寝ているか働いてくれるかで大きな差

みんなに教えよう! 「自分年金」作り女子ネタ

2014.02.12

お金は、寝ているか働いてくれるかで大きな差

投資の効果って、どのくらいになるの?

前回「3,000万円を貯金するには?」で紹介したように、65歳で退職しようと計画している現在30歳のAさんが、35年後の退職時までに老後の生活費(老後資金)として3,000万円を準備する場合、毎月約71,000円を積み立てる必要があります。結構大きな金額と感じたかもしれません。毎月の貯金額をもう少し現実的な金額である毎月3万円として、30歳から65歳まで35年間で貯めていくケースで考えてみます。

タンス預金で貯めていくと?

タンス預金はお金を寝かせておくということですから、自分が積み立てた金額以上には増えません。したがって、毎月3万円×35年で1,260万円です。

お金に働いてもらうと、どうなる?

お金に働いてもらい(=運用する)、年率1%のリターンで運用できたとすると、65歳時点で約1,509万円となります。

もっとお金に働いてもらい、年率3%のリターンで運用できた場合には、65歳時点の金額がさらに増えて約2,230万円となります。何もしない時(タンス預金)の1,260万円と比べると、約970万円もの差があります。

お金がさらに大活躍してくれて年率5%のリターンで運用できたとすると、約3,422万円にまで増えます。つまり、老後に必要な生活資金が、毎月3万円の積立投資で貯まったということです。これこそが、まさにお金が働いたことによる効果、すなわち投資の効果です。

お金は大きな差
作成 アライアンス・バーンスタイン株式会社

期初払いで計算。上記は例示目的のシミュレーションであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。税金や取引にかかる手数料等は一切考慮しないものとします。

  • 当コラムは読者の皆様への情報提供を目的としてアライアンス・バーンスタイン株式会社が作成しています。
  • 当コラムは信用できると判断される情報をもとに作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
  • 当コラムに掲載されている予測、見通し、見解のいずれも実現される保証はありません。
  • 当コラムの内容は予告なしに変更することがあります。

かんたん年金計算シミュレーション

働いていた期間を入力してボタンをクリック!

性別:
から
追加

※複数の期間にまたがる場合は、
すべての期間を入力してください。

「年金支給額」を計算する

上記はあくまで簡易的な計算方法に基づく試算であり、皆様の実際の年金支給額を示唆・保証するものではありません。ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。

年金計算について
上記の「年金支給額」(月額)の計算方法は以下のとおりです。「年金支給額」は基礎年金部分および厚生年金部分から構成されます。基礎年金部分は、現行制度の上限である40年間加入したものとして四捨五入し算出しています(月額6.6万円)。厚生年金部分は、5400円×累積年収(万円)÷1200で算出しています。なお、累積年収は厚生労働省の「平成23年賃金構造基本統計調査」において、雇用形態が正社員および正職員である男女それぞれの全産業における年代別平均年収(20歳~24歳のように5歳刻み)をもとに、各年代について平均年収に当該年代内において働いた年数を乗じた金額を算出し、すべての年代の金額を合計しています。なお、ここでの「年金支給額」の試算は簡易的なものですので、ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。また年金制度は今後変更される場合があります。
出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

かんたん年金計算シミュレーション

あなたの大まかな年金支給額(月額)

万円

関連書籍紹介