日本を元気に!「自分年金」コラム

2013.12.25

幸せな未来への第一歩を

2014年1月から少額投資非課税制度(NISA)が始まるため、過去6回にわたり主としてこれから投資を始める方のために資産運用について基本的な話をしてきました。「自分年金」作りの必要性を認識しながらも、なかなか行動に移せなかった方は、ぜひこの機会に幸せな未来に向けて「最初の一歩」を踏み出してください。

このコラムで提唱してきた「ポジティブ自分年金」は、老後へ向けた金銭的準備だけにとどまらず、20年後、30年後、40年後のなりたい自分をイメージし、それに近づくため逆算して小さな努力を積み重ねることにより「幸せな未来をプロデュースする」ことを目指しています。

幸せのかたちは人それぞれですが、内閣府の国民生活選好度調査によると「健康」「家族」「お金」が幸福度を左右するトップ3です。NISAで投資家デビューを飾ったら、「健康」や「家族」の面でも何か新しいことを始めたらいかがでしょうか。前回ご紹介したターゲット・イヤー型ファンドのようにすべてを「プロにお任せ」できるものを選べば、スポーツ、自分磨き、家族との団らんなどに費やす自由な時間が作りやすくなります。

何十年も先の自分は想像できないという方は、例えば、「7年後のなりたい自分」に向けて今からアクションを起こしてはいかがでしょうか。これから来年の計画を立てるようでしたら、まず、紙に三角形を書いて七等分の線を引いてください。次に、三角形の頂点に「長期目標」を掲げ、それから「中期目標」「短期目標」と遠い未来からだんだん現在に近づく形でその時点までに何をすべきかを具体的に決めていきます。それを一つ一つ実行することで充実した日々を送ることができると思いますし、たとえ「7年後の自分」が「なりたい自分」と違ったとしても、そこに至るまでの努力は決して無駄にはならないと思います。

なお、この「自分年金」コラムは今回をもちまして連載を終了させていただきます。これまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。2014年が皆様にとって素晴らしい年であることをお祈りしています。

三角目標
上記はあくまでイメージ図です。

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上記はあくまで簡易的な計算方法に基づく試算であり、皆様の実際の年金支給額を示唆・保証するものではありません。ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。

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上記の「年金支給額」(月額)の計算方法は以下のとおりです。「年金支給額」は基礎年金部分および厚生年金部分から構成されます。基礎年金部分は、現行制度の上限である40年間加入したものとして四捨五入し算出しています(月額6.6万円)。厚生年金部分は、5400円×累積年収(万円)÷1200で算出しています。なお、累積年収は厚生労働省の「平成23年賃金構造基本統計調査」において、雇用形態が正社員および正職員である男女それぞれの全産業における年代別平均年収(20歳~24歳のように5歳刻み)をもとに、各年代について平均年収に当該年代内において働いた年数を乗じた金額を算出し、すべての年代の金額を合計しています。なお、ここでの「年金支給額」の試算は簡易的なものですので、ご自身のより精緻な「年金支給額」については、日本年金機構ホームページや年金事務所にてご確認ください。また年金制度は今後変更される場合があります。
出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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