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日本を元気に!「自分年金」コラム

2013.05.15

「時間を味方につける」長期投資の強み

日本人の寿命は年々長くなっており、平均すると、現在65歳の人は男性が約86歳、女性が約89歳まで生きる見込みで、長寿化は今後さらに進むと予想されています。公的年金以外に自分で十分な老後資金を用意したつもりでも、想定以上に長生きすると、それを使い果たしてしまう恐れがあり、これを「長生きリスク」と言います。

「自分年金」の必要性を認識しながらも「投資は分からない」「資金的な余裕がない」などの理由で行動しない人がたくさんいます。そんな人に知っていただきたいのが、少額から始められ、「時間を味方につける」長期投資の強みを活かせる投信積立です。必要なのは経験や資金よりも「最初の一歩」を踏み出す勇気で、スタートを切らないとゴールにはたどり着けません。

投信積立は投資対象と毎月の積立額を決めれば基本的に手間がかからず、特定の退職年を想定したターゲット・イヤー型ファンドのような商品もあります。毎月一定額を自動的に購入するので、基準価額が下がるとその分多く購入でき、そして何より大事なのは最悪のタイミングで損失を確定せずに済む可能性があることです。後で振り返ると、価額が下がって「投資をやめたい」と思った時が市場の底であることが結構あります。

大切なのは、市場の動きに一喜一憂せず、数十年先のゴールを目指してとにかく「続ける」ことです。投資しているのを忘れるくらいでいいと思いますが、どうしても気になるなら、上がれば素直に喜べばいいし、下がれば安く買えるチャンスだとポジティブに考えればいいのです。将来をいたずらに不安視するより、「自分年金」作りなどの必要な措置をしっかり講じ、普段は様々なことにチャレンジして充実した生活を送りたいですね。

【当コラム筆者:カフェバーのマスターとは?】thumbnail_master
もともとは金融機関勤務、今はカフェバーのマスターをしています。
私のお店にはお金の悩みを持つ、いろいろなお客様がいらっしゃいます。
いつもお店でお客様にアドバイスしていることを皆さんにも直接、お伝えしたくて、このコラムを始めました。

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出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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