日本を元気に!「自分年金」コラム

2013.04.01

幸せな未来をプロデュース

昨年末からの円安・株高を受けて最近は日本経済について強気の見方が増えてきましたが、デフレ脱却を目指す「アベノミクス」は緒に就いたばかりで、日本が「失われた20年」を乗り越えるにはまだ大きな障害が待ち構えています。

中でも、日本が直面する最大の問題は、人口減少と少子高齢化です。

日本の人口は2000年の約1億2,000万人をピークに減少に転じ、約40年後の2050年頃には1億人を割り込み、65歳以上の高齢者が全体に占める比率(高齢化率)は約40%に達する見込みです。
高齢化率が50%以上の集落を、社会的共同活動の維持が困難な「限界集落」と呼びますが、国レベルでそれに近い水準に達すると予想されているのです。

また、バブル崩壊後20年以上も実感としては景気低迷が続き、先の見えない状況下で多くの人が自信や誇りを失って迷走したことも、日本経済が浮上できなかった大きな原因です。

このため、日本再生には経済状況の好転以外に、日本本来の価値観を再認識し、日本人としての誇りや自信を取り戻すことが大変重要だと考えています。

こうした状況で未来を切り拓くには、将来のことをくよくよ思い悩むより、「未来のために今、変わらなければならない」と意識し、幸せな未来をプロデュースする努力が必要です。

私たちは「自分年金」作りを老後への金銭的準備だけにとどまらず、20年後、30年後、40年後の自分を幸せにするための「希望の扉」と考えており、それをきっかけにポジティブな生き方をする人が増えることを願っています。

このコラムでは今後、社会的な問題や身近な話題を切り口に元気になれるお話しをお届けしたいと思います。

【当コラム筆者:カフェバーのマスターとは?】thumbnail_master
もともとは金融機関勤務、今はカフェバーのマスターをしています。
私のお店にはお金の悩みを持つ、いろいろなお客様がいらっしゃいます。
いつもお店でお客様にアドバイスしていることを皆さんにも直接、お伝えしたくて、このコラムを始めました。

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出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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