日本を元気に!「自分年金」コラム

2013.09.19

オリンピックと幸福の既視感

2020年夏季オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定し、ふと思い出したのが昨年見た『ALWAYS 三丁目の夕日‘64』です。この映画は、日本でオリンピック・パラリンピックが初めて開かれた昭和39(1964)年の東京タワー近くの下町が舞台で、地域の温かいつながりの中で人々が豊かさを手に入れる夢を抱いて生きていく様子が描かれています。

主人公の茶川竜之介は売れない小説家で、副業の駄菓子屋の一角で居酒屋を営む身重の妻ヒロミに実質的に養ってもらっています。竜之介は自分の不甲斐なさに苦しみますが、それでもヒロミは「私は幸せ」と思い、引き取った知人の子供、淳之介と3人でつつましく暮らしています。皮肉にも、高校生に成長した淳之介が有望新人として登場し、竜之介は唯一の連載を失うことになりますが、実の親子以上に互いを思いやる二人の気持ちは変わりませんでした。

これが三作目となる『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズは、「古き良き昭和」を懐かしむだけでなく、今の時代に忘れられがちな「家族愛」や人と人の温かい「つながり」が世代を超えて見る者に訴えかけ、純粋で素朴な人情に思わず涙がこぼれてきます。映画館の隣の席では、この時代を知るはずもない若いカップルも「どこかで体験したことがあるような」幸せを感じて泣いていました。

当時はプロレスの力道山や野球の長嶋が国民的ヒーローで、テレビ・冷蔵庫・洗濯機が「三種の神器」と呼ばれ、人々はまだ貧しかったものの、明日への希望に溢れ、「明るい未来」に向かって全力疾走していた日本の青春時代でした。二度目のオリンピック・パラリンピックが開かれる2020年の日本はどうなっているのか楽しみな半面、団塊の世代の加齢などから2010年に23%だった65歳以上の高齢者の比率が29%とほぼ3割に達する見込みで、国としても個人としても本格的な対応が求められます。

しかし、将来をいたずらに不安視するよりも、2020年の「7年後の自分」について具体的にホジティブなイメージを描き、それに近づくため逆算して小さな努力を今から始めてみてはいかがでしょうか。それと同時に、「自分年金」で老後に向けた資金的な準備も始めて、「幸せな未来をプロデュース」する第一歩を踏み出していただきたいと思います。

ちゃぶ台


【当コラム筆者:カフェバーのマスターとは?】thumbnail_master
もともとは金融機関勤務、今はカフェバーのマスターをしています。
私のお店にはお金の悩みを持つ、いろいろなお客様がいらっしゃいます。
いつもお店でお客様にアドバイスしていることを皆さんにも直接、お伝えしたくて、このコラムを始めました。

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出所:厚生労働省、日本経済新聞生活経済部編 「30歳から始める!幸せになるためのシングル女性の人生設計」日本経済新聞出版社>閉じる

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